|
オリジン C+ ( 以下、OC+ と省略) は、タイムコード入力と同期
チェックの機能を兼ね備えた、6時間作動するマスターウオッチです。このマスターウオッチは
AatonCode を装備している 16mm / 35mm カメラやタイムコードジェネレーター付きオーディオ
レコーダー、その他の SMPTE タイムコードジェネレーター入力し作動させることができます。
1. メインキーを覚える
撮影の開始前にオリジン C+ にデーターを打ち込みますが、メインキーの機能を覚えれば簡
単で分り易く使用することができます。
“#” はタイムコード設定中、スクロールする時に押します。また、3 秒間押し続ければ SMPTEジェ
ネレーターモードから出ることができます。
6 秒押し続けるとオリジン C+ はoffになります。
“*” はタイムコードを始める際の立ち上げ、送信、また、AatonCode 付きカメラとASCII タイムコー
ドの送信/受信したりすることができます。
“*0” この 2 つのキーを同時に押すと、SMPTE タイムコードを受信/送信したり、他のSMPTEタイ
ムコードジェネレーターのタイムをモニターすることができます。
↑back to top
2. タイムの入力と設定
オリジン C+ マスターウオッチにデーターをプログラムすることは 30 秒くらいでできますが、
入力の間隔が 10 秒以上になると自動的にマスターウオッチは Off になりますのでインプット
は速やかに行ってください。
On にするには“#” を押してください。ディスプレーは点滅し数字がでます。以下のデーター
を入力するため下記の順に表示されます
Production Number ( プロダクションナンバー、数字 6 文字まで ) 、Day ( 日、01-31 )、
Month ( 月、01-12 )、Year ( 年、00-99 )、Hour ( 時間、00-23 )、Minute ( 分、00-59 )、Second ( 秒、00-59 )等、キーパッドの数字を押して上記のデーターを順に入力してくださ
い。
次のデーターを入力するには“#” を押してスクロールし、次の設定画面を出します。
すべてのデーター入力が終了すると“*” を押しますとマスターウオッチはスタートします。
オリジン C+ マスターウオッチのディスプレーには、多様的な ASCII フォーマットで正確
な SMPTE タイムコードインフォーメーションである AatonCode が表示されます。
↑back to top
3. 重要な入力ポイント
- “*”を押した後でもオリジン C+ マスターウオッチがスタートしない場合、設定画面のどこかで正確な情報 (この場合は数字) が打ち込まれている可能性があります。例えば、13 月や 61 分と入力してしまった時です。正確に入力されなかった場合には、ディスプレーは点滅しますので入力をやり直してください。
- 時間を入力する時は常に2 桁で入力してください。例えば、午前 8 時は 08.00.
00 で午後 8 時の時は 20.00.00 と入力します。これはタイムコードが同じ時間をネガフィルム
に焼き込んだり、テープに録音することを防ぐためです。
- 同様の理由で、年月日も間違えず入力し、同じ日付が繰り返されないようダブル
チェックをしてください。
- 撮影が深夜を過ぎて日付が変わっても AatonCode は自動的に日付が変わります。
4. カメラにタイムコードを入力くする
- タイムコードを AATON カメラや AatonCode を装備しているカメラに入力くす
ためには、OC+ の Lemo 5P プラグ付ケーブルをカメラベースプレート部に付いている入力用の
Lemo 5P ソケットに接続します。
- “*” を押しタイムコード情報をカメラに送ります。
カメラ側に正確に情報が入力された場合、 OC+ のディスプレーには、Good 00.0 と表示されま
す。同時にカメラの LCD ディスプレーにもタイムコードが表示され、モーター側に付いている
黄色 LED (Xtera、XTR Prod 、XTR Plus 後期モデル及び 35-III) が一秒間隔で点滅します。
カメラにバッテリーが装着していない時や OC+ ケーブルが断線をしている場合、 LCD ディス
プレーには no AnS (no answer) と表示されます。
↑back to top
他のタイムコード機器との情報交換
基本的に OC+ が SMPTE や ASCII コードで他のタイムコード機器との情報交換ができるのには
2 通りの意味があります。ここではその違いを述べることになります。
Fostex PD-2、PD-4 や HHB PDR1000TC オーディオレコーダーあるいは Denecke 製のスレートボ
ード等を AATON GMT-S を使わず使用する場合、 OC+ はこれらの機器の標準フォーマットの SMPTE
タイムコードで情報を交換します。
Nagra IVS-TC オーディオレコーダーを使用する場合、 QSIA (Aaton 製) ボード が内蔵さ
れていないタイプ、すなわちアップグレードされていないタイプは、OC+ は SMPTE タイムコード
情報を交換をします。
AATON GMT-S をオーディオレコーダーに取り付け、外部ジェネレーターとして使用する場合は、OC+ は ASCII コードで情報交換をします。
QSIA (AATON 製) ボード付きの Nagra IVS-TC レコーダーを使用する場合や、あるいは
Ambient 製のレコーディングスレートボードを使用する場合、OC+ は ASCII コードで情報交換
をします。
1. 始める前に
Fostex PD-2、PD-4、HHB PDR1000TC や Nagra IVS-TC オーディオレコーダーにタイムコードを
入力する前に、下記の重要項に注意してください。
- ケーブルの状態: OC+ には、出入力インターファース用に Lemo 5P オスプラグが付い
ていますが、Fostexや初期の HHB レコーダーにはタイムコード出入力用に XLR 3P コネクターが付いて居ます。反対に後期の HHB PDR1000TC や Nagra IVS-TC には Lemo 5P メスのソケットが付いています。
- もしコネクターが合わない場合、変換ケーブル必要なので事前に確認してください。多くの場合Lemo 5P メスと XLR 3P の入力 / XLR 3P 出力二股ケーブルが必要です。Fostex P-4 のようなレコーダーの幾つかは、二股ケーブルのピンアサインがレコーダーの低 dB 出力とフローティンググランドのため互い違いのことがありますので必ずこれを事前にチェックする必要があります。
2. フリーラン設定 − レコーダーがフリーランにセットされているかのチェック
- 年月日の配列 - レコーダーのユーザーズビットの年月日がヨーロッパ基準/ AATON
式(日/に合っているかを確認する。これは小さなことですが、日付が違うとポストプロダクションでの作業過程で非常に手間が掛かることが往々にしてあります。
- コマ数の設定 - 何コマで撮影するによりますので、レコーダーがそのコマ数に設定されているかチェックしてください。
- あまり通常の使い方ではありませんが、オーディオタイムコードを特定のフィルムコ
マ数と合わせるためのアドバイスに付いては、AATON 代理店
やポストプロダクションに聞いてみてください。
↑back to top
3. OC+ の LTC 設定の確認
SMPTE 機器との情報交換の際、OC+ は下記の設定が必要となります。カメラや GMT-S のような ASCII 仕様の機器との情報交換は、特別な設定はありません。
SMPTE 機器に入力する前に、OC+ が自分が要求する SMPTE オーディオのコマ数になっているか
を確認してください。アメリカでは度々、24 コマ撮影の場合、オーディオは 30 に設定されて
いることがあります。それ故、この使用方法の目的の中では 30 を基準にして説明します。
- 30 コマに設定されいるかどうかをダブルチェックするには、 OC+ の *4 を押
します。 24 25 30 の数字が表示されます。この時、点滅している数字が設定されているコ
マ数です。
- 24 か 25 が点滅している場合は、# を押し30を選びます。
- 30 が点滅している間に * を押します。 Ltc 30 とディスプレーに表示されます。
- もう一度 * を押すと、LoAdEd (loaded) と表示されます。これにより OC+ は 30 コマに設定されました。
この 30 コマは OC+ 内のメモリー記憶されますので、電源を off にしても次に新しく設定され
るまで、30 に設定されています。
↑back to top
その他、上記の手順をしなくても迅速に Ltc 30 を確認する方法があります。
*1 を押すことにより SMPTE ジェネレーターモードを AatonCode モードに転換します。OC+
はディスプレーに、時/分/秒、及び設定されているコマ数を表示します。表示されるコマ数は、
LTC のコマ数を選択するまで暫くの間、30 コマを表示しています。設定コマ数を 24 か 25に
なっている場合はリセットに戻ってください。リセットをして AatonCode モードに戻るには、ESCAPE と表示されるまで # を 3 秒間押します。
4. SMPTE コードでレコーダーに入力する
オーディオレコーダーにタイムコードを入力するにはためは、外部ジャムシンクができるレコー
ダーでなければなりません。確認するにはレコーダーの使用説明書を参照してください。
- OC+ が希望するコマ数を発信しているか確認してください (上記参照)。
- OC+ の Lemo 5P をレコーダーの Lemo 5P あるいは 二股ケーブルに接続します。
- SMPTE タイムコードを送るため *0 を押します。
- OC+ のディスプレーにタイムコード表示されたらレコーダーのジャムシンクボタ
ンを押します。レコーダーの種類によりジャムシンクの仕方が違いますので、説明書で確認して
ください。
- OC+ は、レコーダーにタイムコードが正常に入力された場合は Good 00.0 と表示
します。
正確なセットアップがされなかった時や OC+ のケーブルが断線している場合は、 OC+ のディス
プレーには no AnS(No answer)と表示されます。
↑back to top
5. ASCII コードでレコーダーに入力する
NAGRA や QSIA (AATON) 基盤を使用
して IVS-TC に入力したり、GMT-S 付きのレコーダーの場合は、下記の方法で入力してください。
入力方法はカメラに入力するのと同じ仕方です。レコーダーに GMT-S が付いている場合は、レ
コーダーが外部同期用に設定されているか確認することが必要です。レーコーダーの仕様説明書
で確認してください。
- OC+ の Lemo 5P を GMT-S の Lemo 5P やその他の機器に接続します。
- * を押してタイムコードを送ります。
OC+ は、レコーダーにタイムコードが正常に入力された場合は Good 00.0 と表示します。
同様に、その他のタイムコード機器の LCD にもタイムコードが表示されます。
GMT-S の電源が On にされていない時や GMT-S のケーブルが断線している場合は、ディスプレー
には no AnS(No answer)と表示されます。
↑back to top
6. 撮影中のタイムコードをモニターする
一度、タイムコードがカメラやオーディオレコーダーに入力されると、そのタイムコードは独立
して各々の機器で約 6 時間は正確に同期して作動します。しかしながら、最低 2-3 時間おきに
1度、あいはできる限り何回も OC+ から新しいタイムを入力することをお勧めします。これは使
用している他の機器の ppm の精度によります。
入力が完了すれば OC+ 撮影中は必要でありません。電源を切らずにそのままにして置くか、電源
を Off にしてください。OC+ に内蔵されている 9V バッテリーは約 150 時間しか使用できません
ので、タイムコード入力や各機材の同期のチェックは手早く行ってください。
↑back to top
7. OC+ が上記されたように電源が On のままであれば、同期のチェックは下の順に従って
行ってください。
- 作動いている OC+ の Lemo 5P をカメラかレコーダーに接続します。
- ASCII コードで Aatoncode が動いている機器に対しては、* を押します。SMPTE
コードで動いている機器に関しては *0 を押します。
OC+ は最初 Good 、fair、 bad、や dif-time (different time)、を表示し、同期ずれを 1/10
秒単位で表示します。
この場合、OC+ はディスプレーに表示されて動いているタイムコードと、他の機器のタイムコー
ドを比較してその結果を表示します。
一台のチェックが終わると、同様の方法で他のカメラや機器の Aatoncode の同期チェックをしま
す。
↑back to top
8. OC+ の電源が Off の場合、同期のチェックは下記の順に従って行ってください。
- 同期のチェックをするには、先ず OC+ に作動しているカメラやレーコーダーから
AatonCode を入力する必要があります。それから同期の比較をします。
- OC+ の電源を入れてから Lemo 5P をカメラかレコーダーに接続します
- カメラ、GMT-S や他の ASCII コード機器である場合は * を押しすと OC+ に
AatonCode がフィードバックされます。
OC+ のディスプレーに Good と表示され、時間が動き始めます。
OC+ の Lemo 5P プラグを他の機器に接続します。カメラや GMT-S の場合は
比較のため * を押します。SMPTE 機器の場合は *0 を押します。
両方の場合でも Good 、fair、bad、や dif-time (different time) と表示され、同期ずれの度
合いを 1/10 秒単位で表示します(次の同期ずれの修正を参照)。
この時、OC+ は他の機器からフィードバックされ動いているタイムコードと、実際に接続している
機器のタイムコードを比較します。
その他の機器も、同様に1台づつチェックします。
↑back to top
9. 同期ずれの修正
OC+ は 2 台のタイムコード機器の同期ずれが、許容範囲内かどうかをチェックし、その結果を
表示します。通常では半コマ以上の同期ずれを基準にして判断し、半コマ以上の場合は再入力
する必要があります。例えば:
ディスプレーに Good と表示された場合、タイムコードの同期ずれは 0.0 から 0.5 コマ以内
で許容範囲以内です。OC+ が同期ずれと判断した場合は、Reload ? と表示され、再入力をする
かどうかを聞いてきますので、再入力するのであれば、この時点で * あいは *0 を押します。
ディスプレーに fair と表示された場合、タイムコードの同期ずれは 0.5 から 1.5 コマです。
Reload ? と表示されますので、この時点で再入力するため * あいは *0 を押します。
ディスプレーに bad と表示された場合、タイムコードの同期ずれは 1.5 から 99 コマです。
Reload ? と表示されますので、この時点で再入力するため * あいは *0 を押します。
↑back to top
10. Origin C+ をジェネレーターとして使用する場合
OC+ は、また非常に安定した低電力消費の SMPTE タイムコード
ジェネレーターとして、DAT や VTR あるいはマルチトラックレコーダーにも使用することがで
きます。このモードで使用するためには、通常の時間設定をしてから*1を押すとSMPTE ジェネ
レーターとして作動し始めます。
表示されているタイムコード 24、25、30 は、一瞬止まりますので、SMPTE のコマ数に設定
されていることを確認してください (*4 を押し、24、25、30 )。
このモードでは、 OC+ は Lemo 5P プラグを外さずにタイムコードを連続的に発信するように
デザインされています。このような使用方法の場合は、その機器が外部タイムコードを受信で
きるか確認する必要があります。
↑back to top
↑back to AatonCode II top
|